働くことの価値を上げる（タイパの向上）

働くとは、お金を得る以外の価値やメリットがあります。

もちろん、お給料が生活の糧であり、生きていくために必要なものであることは一部の方を除き間違いありません。

ただ、お金のためだけに働くと思っているとしたら、それはとてももったいないことです。

なぜなら、「働く」ことは幸せを得る大きな手段の一つだからです。

今、世界中でWell-Being（平たく言えば「幸せ」）の研究がどんどん進んでいます。
※介護福祉士の資格を持っているならWHO憲章に出ている単語と言った方がなじみがあるかもしれませんね。

「はたらく」ことで得られるお金以外のメリットは以下のようなものがあります。

【自己成長と挑戦】

仕事は単なる収入を得る手段ではなく、自己成長や挑戦の場でもあります。新しいスキルを学び、成長することで、自己充実感や満足感を得ることができます。

【社会貢献と意義】

仕事は社会に貢献する手段でもあります。自分の仕事が他人の生活や社会に与える影響を考えることで、自己満足感や意義を見出すことができます。特に医療・介護の仕事は社会貢献度の高く、その存在がなければ命や生活を維持することが困難な人が多くいます。あなたが、事業所でしっかりと働くことがそのまま社会貢献といえます。

【他者への貢献】

あなたの仕事が生み出した商品やサービスが、他人の喜びや役に立つことを実感することは、自分が誰かの役に立っていることを実感できる重要な時間です。多くの仕事がお客様の喜ぶ姿を直接見る機会が少ない中、看護や介護はその例外であり、喜びを直接感じることができる数少ない職種です。

【人間関係とコミュニティの広がり】

仕事は人々とのつながりを築く機会でもあります。孤独ではなく、人とのつながりを感じることができる状態は幸せを実感できる素地となります。また、同僚や上司、顧客との関係を通じて、新たな友人や応援者を見つけることにもつながります。特に目上の人には、「頑張っている人を応援したい」という気持ちを持った方がたくさんいます。あなたが仕事に打ち込む姿が、あなたを引き上げる応援者との出会いを生み出すでしょう。

仕事が単なるお金を得る手段以上のものであることに気づくと、同じ勤務時間でも得られるものが多くなり、タイパのよい充実した人生を歩むことができます。