チームワークが大切
「顧客心理を動かす11のプレゼン技術」を読んでいて気づいたこと。
——————-抜粋——————-
いいプレゼンテーションには
「チームメンバーがお互いに大好きなのだな」と思わせる雰囲気がある。
実のところそれほど仲がいいわけではなくてもい、仲良く見えるように振る舞うべきだ。
チームがうまくいっていないと、聞き手はそれを敏感に感じ取る。
そして、直ちに採用を見合わせる。
かつて、いい代理店を探すクライアントの手伝いをしたことがある。
ある、代理店を訪れ、エレベーターを出るとそこにCEOとクリエイティブ部門のチーフがいた。
二人はどちらが最初に我々に挨拶をするのかで揉めていたようだった。
そのあと、彼らはどちらが我々の社内見学を案内するかで揉めた。
会議室に入ると、
社員たちはシャープで焦点が明確、
かつ遊び心のある創造性に富んだプレゼンテーションを行い、
我々を楽しませてくれた。
さっきの二人のエグゼクティブの間には幾分ぎこちない空気が漂っていたが、
プレゼンテーションそのものは秀逸だった。
われわれはエレベーターのところまで見送りを受けた。
エレベーターを降りたところで、私はクライアントにどう思ったかを尋ねた。
「素晴らしいプレゼンテーションでしたよね」
という言葉を添えて。
「ええ、とてもよかったです。」
と彼は答えた。
「しかしあの二人はソリが合わないようですね。我々と仕事をするときにはどうするんでしょう」
はた目にも明らかな二人の対立関係の方が、
彼らにとっては2時間のプレゼンテーションの中身よりも重要な要素になっていた。
この代理店はその場で選定の対象から外された。
——————-ここまで——————-
あなたの職場では、こんなことはないですか?
面会に来られたご家族に限らず
何より、患者さま、ご利用者様がそばにいます。
スタッフ同士がもめている姿が、何をもたらすのか・・・
是非考えてみてくださいね。
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