生活支援的食事ケア1 嚥下と咀嚼、姿勢確保の基礎知識。
誤嚥を防ぎ、食事の満足度を高める基礎といえる正しい食事の姿勢を確保について、基礎知識を身につけ、意識を高めることを目的としています。
食事をとる時の机と椅子の高さは、食事の自立度に大きな影響を与えています。
そもそも、一般的なの机(高さ70cm)と一般的な椅子(概ね座面高が約43±2cm)は身長170cm以下の人にとっては高すぎます(もちろん個人差はあります)。身長が低くなればなるほど、常に肘を持ち上げた状態でないとスプーンやお箸を使えなくなりますし、食器に何が入っている見えなくなることも有ります。このため、食べこぼしや食べ残しの原因になっている可能性もありますので、机と椅子をその人に合わせたサイズにすることは自律度を高めていくうえで、とても大切なポイントになります。